【擬人化】イーブイ君の思い出~さよならバタフリー!?~


『リクトくん…今までありがとう…!』

スピカシティの暑い初夏のある日…
北の島々ノエアイランドに住んでいる父母から『こっちに来ないか』といわれたバタフリー(スミレちゃん)
それは"親子で一緒に暮らしたい"と思っていた彼女には嬉しい知らせでした。

『あ。でも…転校しなきゃいけないよね…』

海外に引っ越してしまうと、大好きなクラスメートのイーブイ(リクト君)ともお別れしなければならなくなり
バタフリーちゃんは複雑な気持ちになります。

幸い、お別れ会でイーブイ君は『よかったじゃん。パパやママと暮らせるね!』と笑顔で応援してくれました。
彼に逢えるのもこれが最後…切なさと寂しさに包まれるバタフリーちゃん。

イーブイ君との数々の思い出を胸に、彼女は"新天地"へと旅立っていきました








……はずでしたが、

翌朝、バタフリーちゃんは普通に登校してきました
どうやらイーブイ君と別れるのがあまりにも嫌でスピカシティに残る事にしたようです。

直後に行われた「席替え」で天に恵まれ、愛しのイーブイくんと隣同士になったバタフリーちゃん


園崎 菫そのざき スミレ
種族:バタフリー♀ 年齢:7歳
性格:おとなしくて照れ屋。イーブイくん萌え

スピカ小学校一年生。家は果樹園。
クラスメートの男子イーブイのことが好きで、たびたびラブレターを渡そうとしているが毎回失敗に終わる。



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スピカ小学校の夏のお話。イーブイのことがとっても大好きなバタフリーちゃんですが、
イーブイくんの方は割とそうでもなく、あくまでも"友達の一人"と認識している様子。自分と接する時の彼女はいつもおどおどしていて『よくわかんないケドさ…いっつも恥ずかしがってんだよね』と感じているようです。

当然、彼女の"恋心"には全く気づいてない模様。



・余談

足がものすごくクサいイーブイくん(爪の中も垢だらけ…)

しょっちゅう友達とはしゃいだり、遅刻しそうになったり、サッカーしたりと、いつもいつも走ってばっかり。裸足でくつを履いているせいもあり、椅子の下で上履きを脱ぐと強烈な匂いがします。

隣のバタフリーちゃんもこれには大ショック……とはいう事はなく、
『元気なおとこのコだし、足が汚れるのは仕方ないよね』と暖かい目で見てあげていました


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