【イラスト】スカイシェイミと歴史を知る者「ニャスパー」


『あなた、カワイイわね♪プニプニしていいかしら?』
『Σエーッ!?』

オルセイルシティに滞在中、風邪を引いたジラーチをお医者に診てもらいに病院を訪れたロトムとツタージャはそこで偶然にもスカイシェイミと再会。彼女も日頃の激務がたたって入院していたそうです。

シェイミとの再会に喜んだ後、ロトムは何でも知っていそうな彼女にフェアリータイプのスコアのことを聞いてみました。すると『そういう話は童の友達の方が詳しいです。ついてくるです!』と言い、シェイミはロトムを連れてどこかへ飛んでいってしまいました

『ちょっ…どこ行くのよ二人とも!?待ってよ~!!』

突然置いていかれて大慌てのツタージャ!!
急いで病院を出て、飛んでいった二人を走って追いかける事にしました

シェイミとロトムが着いたのはオルセイルシティのはずれにある静かな住宅街で、ここにシェイミが「親友」と呼ぶ女の子が暮らしているそうです。そこへ一足遅れてツタージャもやってきました


『あなた達!さっきはよくも、
わたしのことを置き去りにしてくれたわね…!』


走り回ったおかげで体中汗だくになり、息も絶え絶えな彼女はプンプン怒りながら二人に文句をぶちまけます。

そんな時…
三人のもとへ本を抱えた"灰色の毛のネコの少女"がゆっくり歩いてきました

『ねぇ何してるの?そこ私の家なんだけど。』

ネコの少女は透き通った水晶玉のような紫色の瞳でこちらを怪訝そうに見ておりましたが、シェイミがいるのに気づくと嬉しそうに目を大きく見開きました

『フーン、シェイミの友達だったのね
疑ったりしてごめんなさい…ほら、女の子の一人暮らしって色々あるから』


彼女はニャスパー
ロータの歴史を司る一族「マルクパージュ家」の血をひく少女で、子供ながら考古学者でもあるそうです。

『ねえねえ!ニャスパー
ボクたちにスコアのこと教えてよう♪』
と目を輝かせるロトム

ニャスパーは無邪気にくすすっと笑い、三人を快く家の中に入れてくれました


~続く~



----------
『ロータ編』のワンシーン。
ここでロトム達はニャスパーと初めて出逢う事になります(ピチューだけは顔見知りですが)

ロータに来てから走りっぱなしのツタージャちゃん…
17歳と一家の中では最年長で、元気な弟や妹に振り回されがちな彼女の気苦労を薄々感じとったニャスパーは『あなたも大変ね!』とウィンクしながら労いの言葉をかけてあげたそうです。

コメント

  1. ツタージャも年少の子達のお世話は大変だね。
    ツタージャの走っている新規イラストも嬉しいです。

    返信削除
  2. ツタージャ優しそう

    返信削除

コメントを投稿